KEISUKEYOSHIDA

KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)は、日本のファッションブランドで、デザイナーは吉田圭佑が務める。吉田は1991年に東京都で生まれ、立教大学文学部を卒業後、ここのがっこうやESMOD JAPON「AMI」でファッションを学んだ。2015年秋冬シーズンより「ケイスケヨシダ」として活動を開始し、同シーズンには「東京ニューエイジ」に参加してランウェイ形式でコレクションを発表した。

ブランドの特徴は、「明るいのか暗いのかわからない空気と、そこにいる彼らの感情と装い」をコンセプトに掲げ、既存の服の構造を解体・変形しながら、意図的なズレや余白を取り入れることで新たな美を探求する点にある。ユニセックスで性別にとらわれないデザインをはじめ、ソフトな素材使いや顔を覆うマスクのような装飾などを用い、都市における匿名性や自己防衛を表現。日常に潜む「緊張と緩和」をモチーフに、現代社会の感情や人間像を服のデザインへと投影している。