SHOP EXHIBITION SCHEDULE

MIDWEST NAGOYA

6.9Tuesday - 6.14Sunday

MIDWEST OSAKA

6.19Friday - 6.24Wednesday

MIDWEST TOKYO

7.4Saturday - 7.8Wednesday

ONLINE AUCTION

6.9Tuesday

12:00 OPEN

TIME REMAINING

30 DAYS
23 HOURS
:
59 MINUTES
:
59 SECONDS

7.8Wednesday

20:00 CLOSE

MIDWEST 創業 50 周年記念チャリティープロジェクト
「LOVE FASHION CORE」を始動

― 今を生きるデザイナーのクリエーションを、未来へと受け継ぐ ―

MIDWESTは、2026年3月25日に創業50周年を迎えたことを記念し、チャリティープロジェクト「LOVE FASHION CORE」を始動する。
本プロジェクトは、MIDWESTの歴史が明らかにするファッションへの「愛」を中核とし、それを共有するブランド、お客様、そしてMIDWESTが一体となり、未来のデザイナー支援とファッション文化の継承を目的とした特別企画である。
国内外を活動の拠点とする50ブランドが、それぞれ一点ものの作品を提供。
名古屋・大阪・東京を巡回する展示と、2026年6月9日(火)から7月8日(水)の期間で開催するオンラインオークションを通じて、デザイナーの「言葉」と「作品」を一体で発信する。
オークションの収益は若手デザイナー支援活動に充てる予定で、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)との連携も視野に入れている。

About LOVE FASHION CORE

「LOVE FASHION CORE」は、単なるチャリティープロジェクトではない。
今を生きるデザイナーたちが、それぞれの創作を通して培ってきた思想や姿勢、価値観を、作品・言葉・記録として未来へ手渡していく試みである。
参加デザイナーには共通テーマを設けず、プロジェクトを通してMIDWESTが標榜するビジョン「自身のクリエーションを通して、次世代のデザイナーに伝えたいこと」を共有し、一点ものの作品を制作・選定いただいた。集まる作品は希少性を競うものではなく、それぞれのデザイナーが大切にしてきた“創作への考え方”を表現するものである。
作品はオークションという形を通じて多くの方々に届けられる。単なる売買の場ではなく、デザイナーの思想や創作への想いに触れ、その価値を次世代へとつないでいく機会と位置づけている。
ブランドや世代、国境を越え、ファッションに向き合う「在り方」を共有する場となることを目指す。
https://store-midwest.com/

Message

MIDWESTは半世紀にわたり、国内外のデザイナーズブランドとともに歩んでまいりました。
これまで支えてくださったお客様、ブランド関係者、ファッション業界の皆様、スタッフ、そしてファッションを愛してくださるすべての方々に、心より感謝申し上げます。
ファッションへの情熱は、人の心を動かし、文化を育み、次の世代へと受け継がれていく力があります。
私たちはこの50周年を、これまでを振り返るだけでなく、「今のデザイナーのクリエーションを未来へつなぐ場」として大切にしていきたいと考えています。
MIDWESTは、いつの時代も憧れられるショップであり続けたいという想いを胸に歩んでまいりました。
私たち自身も、若い頃にファッションから夢や希望をもらってきた存在です。
だからこそこの節目に、その恩を次の世代へとつないでいく取り組みとして、ブランドの皆さまとともにデザイナーズファッションを未来へ発信してまいります。
MIDWESTはこれまでも、デザイナーの挑戦とともに歩んできました。
未来のデザイナー支援は、「今を生きるデザイナーの声と作品」から生まれるものだと信じています。
本企画が、ファッションを愛するすべての人々にとって新たな魅力に出会う機会となり、この50周年が未来へ想いをつなぐ節目となることを願っています。

この度は、MIDWEST Charity Auction にご参加いただきありがとうございます。
入札前に必ず以下の注意事項をご確認ください。

開催スケジュール

2026年6月9日(火) 12:00 〜 7月8日(水) 20:00

入札・落札について

  • 本オークションへの参加には、MIDWEST オンラインストアの会員登録が必要です。未登録の方は事前にご登録をお済ませください。
  • 会員登録はこちら(https://store-midwest.com/account/register)よりお手続きいただけます。
  • 入札は各商品ページ上のみの受付となっております。店頭での入札はできませんので予めご了承ください。
  • 入札後のキャンセルはいかなる場合もお断りしております。入札の際は十分にご検討のうえお手続きください。
  • 転売目的の入札/落札、またはいたずら入札、その他不審な入札と判断した場合は、事前の予告なく入札を取り消し、会員情報抹消の上、MIDWEST ONLINE STORE の今後のご利用をお断りいたします。
  • 落札者の方にはオークション終了後メールで通知され、ストア内にて決済手続きとなります。
  • 落札者の方が期限内にお支払いを完了されなかった場合、次点入札者の方が繰り上げて落札者となります。

商品状態・コンディションについて

  • 本オークションの出品商品は、MIDWEST 50th Anniversary Charity Project のために各ブランドよりご提供いただいた1点物となります。
  • 各商品の状態はページ内の説明文および写真にてご確認ください。
店舗展示期間

落札前に実物をご覧いただけます。お近くの店舗にてぜひご確認ください。

MIDWEST NAGOYA 6月9日(火) 〜 6月14日(日)
MIDWEST OSAKA 6月19日(金) 〜 6月24日(水)
MIDWEST TOKYO 7月4日(土) 〜 7月8日(水)

お支払い・配送について

  • お支払い方法は、クレジットカード / PayPal / PayPay / d払いがご利用いただけます。
  • 落札確定後、ご登録のメールアドレス宛に決済ページのご案内をお送りいたします。24時間以内にお手続きをお済ませください。
  • 期限内にお支払いが確認できない場合、落札取消の上、今後 MIDWEST ONLINE STORE のご利用をお断りいたします。
  • 送料は落札者様のご負担となります。
  • 発送は入金確認後3〜5営業日以内に発送いたします。お品物のサイズの関係上、発送にお時間を頂戴する場合がございます。その際は事前にご連絡いたします。
  • 配送方法はヤマト運輸にて発送いたします。

返品・キャンセルについて

  • 落札後の返品/キャンセルはいかなる場合も一切お受けできません。
  • 商品状態については事前に詳細を記載しておりますので、ご不明な点はご入札前にお問い合わせください。

転売について

  • 悪質な転売行為が発覚した場合は、今後 MIDWEST のご利用をお断りいたします。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

MIDWEST ONLINE STORE
info@store-midwest.com

MIDWEST 50周年特別対談
大澤武徳 × 小笠原拓郎

デザイナーのクリエイションを、次世代へつなぐ場所

大澤武徳と小笠原拓郎氏の対談

1976年に名古屋で創業したMIDWESTは、今年50周年を迎えた。国内外のブランドやクリエイターとともに歩みながら、デザイナーたちの思いやものづくりの背景を伝え続け、日本のファッションシーンに独自の存在感を示してきた。

節目となる今年は、名古屋・栄に誕生する新たな商業施設「HAERA」への出店を予定するとともに、50周年を記念した50ブランドによる特別展示を開催。デザイナーのクリエイションを次世代へつないでいく企画が動き出す。

今回、MIDWESTの2代目で代表取締役社長・大澤武徳と、30年近くにわたり世界のファッションシーンを取材し続ける繊研新聞編集委員・小笠原拓郎による特別対談を実施。ともに愛知県出身であり、それぞれ異なる立場から日本と世界のファッションを見つめてきた二人。名古屋という街が育んだ感性、MIDWESTが50年にわたり大切にしてきた価値観、そして日本のファッションが未来へ受け継ぐべきものとは何か。特別な節目に、過去、現在、未来を見据えながら語り合ってもらった。

独自のファッションカルチャーが
根づく名古屋

――お二人とも愛知県のご出身ですね。名古屋という街は、それぞれの洋服との向き合い方にどのような影響を与えてきたと思いますか。

小笠原:僕の高校時代はDCブランドブームの真っ只中で、栄のファッションビル「NOVA」のセールには行列が何重にもできるほどの熱気がありました。一方でパンクのムーブメントも盛んで、栄の地下街にはパンクスたちが集まり、そのままクラブへ繰り出していく。そんな独特のカルチャーが息づいていた時代です。東京とも大阪とも違う、名古屋ならではの熱量がありましたね。

大澤:名古屋は東京と大阪に挟まれた街なので、両方を見ながら動く気質があるように感じます。実際、東京・名古屋・大阪で店舗を運営していますが、新しいものへの反応は東京が圧倒的に早い。一方で名古屋のお客様は、一度しっかり見極めてから動く。その慎重さも、この街らしさだと思います。

僕自身は高校まで剣道一筋で、正月以外はほとんど休みのない生活でした。ただ、同級生の車にMIDWESTのノベルティのクッションが置かれているのを見て、「あれ?うちってこんなに知られているんだ」と驚いた記憶があります。本格的にファッションを学んだのは、業界に入ってからですね。

――小笠原さんが最初にMIDWESTを訪れたのはいつですか?

小笠原:大学時代ですね。まだ池下に店があった頃です。近くにあったショップにもよく通っていました。当時の名古屋は地方都市でありながら独自のカルチャーがしっかり根づいていて、ファッションに対する熱量も高かった。

小笠原拓郎氏

――小笠原さんはMIDWESTをどんなショップとして見てきましたか?

小笠原:あの時代に「ポール スミス(PAUL SMITH)」をいち早く取り扱ったショップは、その後、地域の一番店になっていくケースが多かったんです。MIDWESTもその一つでした。当時の「ポール スミス」の影響力は本当に大きかったですからね。

ただ正直に言うと、オリジナル商品が増えていた時期は、あまりポジティブには見ていませんでした(笑)。しかしその後、デザイナーズブランドをしっかり仕入れて、販売するという原点に立ち返っていった。

大澤:僕自身、オリジナル商品にはずっと反対でした。セレクトショップは本来、デザイナーのクリエイションをお客さまに紹介する場所です。ビジネスを拡大するためにオリジナルを増やすのは、例えるなら高級焼肉店が500円のカルビを出すようなものだと思っていましたから。結果的にオリジナルはなくなり、セレクトアイテムだけで勝負する形に戻っていきました。それが今の姿につながっていると思いますし、MIDWESTらしさでもあると感じています。

対談風景

“誠実さ”で築いた、
デザイナーとの信頼関係

――MIDWESTにはラフ・シモンズやクリス・ヴァン・アッシュといった著名なデザイナーがプライベートでもお店を訪れるなど、デザイナーとの親交の深さで知られています。これまでブランドとの信頼関係を築くうえで大切にしてきたことは何ですか?

大澤:「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」とはブランド初期からお付き合いがあります。英語が堪能なわけではありませんが、コミュニケーションを大切にしてきました。僕はデザインについて口を出したことは一度もありませんが、納期のことや日本市場での反応など、小売の立場として伝えるべきことは率直に話してきました。

もう一つ大切にしているのは、支払いを1日たりとも遅らせないことです。当たり前のことだと思って続けてきましたが、先日あるブランドの営業担当の方から「どこに聞いても、MIDWESTは支払いに安心感がある」と言われたんです。長年積み重ねてきたことが、少しずつ信頼につながっているのだと感じました。

大澤武徳

――そうした誠実な姿勢が、デザイナーとの信頼関係につながっているのですね。

大澤:ありがたいことに、海外のデザイナー同士でも「まずMIDWESTに行ったほうがいい」と口コミで伝わることもあると聞いています。

――小笠原さんから見て、MIDWESTの強みはどこにあるのでしょうか。

小笠原:やはり武徳さんがオリジナル商品をやめたことは大きかったと思います。多くのセレクトショップがプライベートブランドを強化し、ビジネスを拡大していく中で、MIDWESTはデザイナーのクリエイションを届けるという本来の姿に改めて向き合った。その姿勢が、結果としてデザイナーたちからの信頼につながっているのではないでしょうか。

店内での撮影風景

――MIDWESTで大切にしていることは何でしょう。

大澤:スタッフたちのブランドの理解を深めることですね。パリ・ファッション・ウィークに連れて行ったり、デザイナー本人に来ていただいて勉強会を開いたり。ブランドの背景やクリエイションへの理解が深いスタッフが店頭にいるかどうかで、お客さまへの伝わり方は大きく変わります。

ただ商品を販売するのではなく、その服が生まれた背景やデザイナーの思いまで伝えることができれば、お客さまも「この店に来てよかった」と感じてくださる。そうした人材づくりに一番投資してきたと思います。

渾身の50周年企画と、
シューズが主役の新店舗

――今回50周年を記念して、50ブランドのデザイナーによる作品展示が実現しました。

大澤:最初に「50周年だから50ブランドに参加してもらう企画をやりたい」と話した時は、スタッフからも「さすがに難しいのでは」と言われました(笑)。例えばラフ・シモンズは最後まで許可の調整に時間がかかりましたし、リック・オウエンスは通常こうした個店の企画には参加されないようですが、22年間一度もオーダーを休まずに続けてきた実績を評価していただき、協力していただくことができました。

今回展示される作品は、その後チャリティオークションとして名古屋、大阪、東京を巡回します。50周年を振り返るだけでなく、次の世代へとつながっていく企画になればと思っています。

小笠原:一点ものということもあって、各デザイナーがどんなアプローチでくるのか、興味深いですね。「セッチュウ(SETCHU)」の桑田悟史さんは「サンプルと量産でクオリティを絶対に落とさない」と話していましたが、さっき今回のために作ったコートを触ったら、カシミヤでしたよ。販売値にすればおそらく140万円ほどになると思います。

対談風景

――またこの50周年のタイミングで、名古屋栄にオープンするラグジュアリーモール「HAERA」への新店舗出店されますね。

大澤:新店舗は、シューズを中心に据えたギャラリーのような空間になる予定です。東京で開催してきたデザイナーとのイベントや企画を、名古屋でも発信できる拠点にしていきます。

――MIDWESTはシューズの提案が強い印象があります。

大澤:実際、シューズの売上構成比はかなり高いんです。接客にもこだわってきました。例えば、うちのフィッティングルームには鏡を置いていません。鏡があると、お客さまが外に出てきてくださらない。出てきてくださることで、スタッフが全身のコーディネートをご提案できるんです。

フィッティングルームから出てこられたタイミングで、その服に合う靴を履いていただき、全身のスタイリングを楽しんでいただく。そうした接客を積み重ねてきた結果、シューズがMIDWESTの強みの一つになっていきました。今回の新店舗も、インポートから国内デザイナーズブランドまで豊富な品揃えになります。意外と、今までありそうでなかった業態なんですよ。

小笠原:過去に渋谷パルコへ出店された頃、「ダーク ビッケンバーグ(DIRK BIKKEMBERGS)」の靴がずらっと並んでいた光景は今でも覚えていますよ。その時からシューズが強いという印象がありますね。

対談撮影

希望と危機感が入り混じる、
日本のファッションの未来

――最後に、お二人は日本のファッション界の現状について、どう見ていますか?

小笠原:次々と若いデザイナーが出てくる国は、今の世界では日本くらいではないでしょうか。その背景には、優れた技術を持つ国内の工場や職人たちの存在があります。厳しい状況の中でも、何とか踏ん張っている人たちがいるからこそ、新しいクリエイションが生まれている。

一方で、近年は外資による国内工場の買収も進んでいます。優れた工場が海外企業に囲い込まれてしまえば、若いデザイナーが依頼できなくなるかもしれない。そうなる前に、日本の企業や業界全体で技術を支える仕組みを考えていく必要があると思います。

大澤:日本のデザイナーは本当に素晴らしいものづくりをしています。ただ、ビジネスの規模という点では、まだ海外ブランドとの差が大きい。海外では経営を担うパートナーがいて、デザイナーはクリエイションに集中できるケースが多いのですが、日本ではデザイナー自身が経営も背負っていることがほとんどです。売上が厳しくなると、本来やりたい表現との間で葛藤も生まれてしまう。

だからこそ、僕たちのような小売がしっかり販売していくことで、少しでもデザイナーを支えていきたいと思っています。また、世界から日本への注目は確実に高まっているのに、「楽天ファッションウィーク東京」の参加ブランドが減っていくのを見るともったいないと感じます。日本のファッションには、まだ大きな可能性があるはずですから。

大澤武徳と小笠原拓郎氏

PROFILE

小笠原拓郎 / Takuro Ogasawara

繊研新聞社 編集委員

1966年、愛知県生まれ。1992年に繊研新聞社入社。1995年から欧州メンズコレクションの取材を開始し、2002年からは欧州およびニューヨークのウィメンズコレクションも担当。30年以上にわたり世界のファッションシーンを取材・考察し続けている。これまでに取材したファッションショーは1万5,000件を超え、日本を代表するファッションジャーナリストの一人として知られる。

大澤武徳 / Takenori Osawa

株式会社ファッションコア ミッドウエスト 代表取締役社長

1968年、愛知県生まれ。1976年創業のセレクトショップMIDWESTの2代目として、2023年に代表取締役社長に就任。東京、名古屋、大阪の店舗運営を統括しながら、国内外のバイイングを手がける。長年にわたり国内外のデザイナーとの信頼関係を築き、別注企画やイベントのプロデュースを担当する。

Text Mami Osugi
Photo Ko Tsuchiya

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